昨今のコロナの影響で、
人混みを避けた車中泊がブームですが、
真夏の夜、エアコンをつけっぱなしにしても、
バッテリーが上がってしまったりしないのか?
車中泊でのエアコンの使用について
調べてみました。
目次
軽自動車で車中泊。エアコンつけっぱなし、バッテリーは?つけっぱなし(夏)とサブ(サブバッテリー)
真夏の夜に、車のエンジンをかけっぱなしで
エアコンをガンガンかけて
車中泊をしている人のエンジン音や
排気ガスが問題になっています。
道の駅やSAなどの公共の場での車中泊では、
アイドリングスはマナー違反です。
とは言っても、夏場の車中泊では、
エアコンを使用しないと
命に関わる危険があります。
マナーを守りながら、
車中泊でエアコンを使用する方法について
調べてみました。
車中泊してエアコンを使う場合、
サブバッテリーやポータブル電源、
もしくはキャンプ場などに設置された
外部電源を使って、
ポータブルエアコンの利用を
おすすめします。
また、軽自動車や軽バンのような
狭い車での車中泊では、
水や氷、充電式扇風機を使って、
簡易エアコンを自作するのもいいでしょう。
ホンダのシャトル、オデッセイ、
ステップワゴン、トヨタのエスティマなどの
ハイブリッド車や、
日産のセレナやノートなどのe power車は、
ガソリン車よりも大型のバッテリーを
搭載しているので、
車中泊でエンジンを切っても
エアコンを使うことができます。
しかしこれらの車種でも、
バッテリーが少なくなったときには
エンジンが強制的にかかってしまい
騒音が発生してしまうので、
やっぱりポータブル電源や
ポータブルエアコンを持参する方が無難です。
もし、アイドリングしながら
車中泊するならば、
山の中など人気のない場所に行くのが
いいと思います。
最近人気の三菱のエクリプスクロスのような
phev(プラグインハイブリッド)や
ev(電気自動車)は、
車自体が大きなバッテリー電源の
ようなものなので、
車中泊でエンジンをきったまま
エアコンや電化製品を
利用することができます。
これらの車種は、
今後の車中泊の主流に
なっていくのではないかと思います。
またマナー違反だけでなく、
車中泊でエンジンをつけたまま
エアコンを最強にしていると、
バッテリーが上がってしまうのではないか、
一酸化中毒になるのではと心配になります。
車中泊でエアコンをつけていても、
エンジンをつけっぱなしにしていれば、
実際にバッテリーが
上がることは滅多になく、
さらに、バッテリーとエンジンの両方で
作動するハイブリッドやe-powerに至っては、
一晩中エアコンを利用しても
燃費すらほとんどかかりません。
また、車中泊でのエアコンや
エンジンのつけっぱなしによる
一酸化中毒が心配される多くは、
夏ではなく冬の時期で、
雪で排気口が塞がれると
車内に一酸化炭素が充満し、
最悪な場合、
死に至る可能性があります。
ハイエースで夏に車中泊、エアコンを後付け!自作と12V、最強におすすめは?ポータブルとハイエース
キャンピングカーよりも
気軽に車中泊をしたい人におすすめの車種は
ハイエースです。
パーツを後付けしたり
自作で様々にカスタマイズすることで、
最強の車中泊車となります。
ただし、ハイエースは
電気とエンジンの
ハイブリッドではないため、
車中泊でエンジンをストップすると
エアコンも同時に止まってします。
真夏の車中泊でエアコンなしは
かなり過酷ですが、
ハイエースでは、
どのように対応したらいいのでしょう。
ハイエースでの車中泊の
エアコン対策の一つに、
ガソリンを使った発電機の
利用があります。
発電機から電源を引くことで
車中泊でエアコンが利用でき、
夏でも冬でも快適に過ごすことができます。
ただし、発電機から排気ガスが
発生するため車内に持ち込み厳禁で、
外に置いておくと
夜は発電機の音が気になります。
ハイエースの車中泊の
おすすめエアコンランキングで
常に上位にくる12V仕様の
車専用エアコン”One Cool 21”は、
サブバッテリーに接続して
使用する室外機のついた小型エアコンで、
ハイエースの広い車内でも
十分にその威力を発揮します。
値段がやや張りますが、
快適さを追求する人にはおすすめです。
ハイエースとならんで人気の車中泊車には、
ミニバンタイプのトヨタ・アルフォード、
ホンダ・フリードプラス、
ステーションワゴンのトヨタ・プリウスαや
コンパクトSUVのホンダ・ヴェセルなどがあり、
ハイブリッドなので車中泊で
エンジンを切ってもエアコンが使えます。
ただし、ハイブリッドや日産のe powerは、
つけっぱなしにしてバッテリー残量が
一定量以下になると
強制的にエンジンがかかってしまい、
結局、車中泊のマナー違反で
苦情をうけることもあるので、
ポータブルエアコンやポータブル電源を
持参した方が無難です。
また、軽自動車での車中泊に人気なのが
スズキのハスラー。
ハスラーは、シートアレンジが豊富で、
小さいながらも
快適に車中泊することができ、
エアコンも小型や自作のものでも
暑さ対策が可能です。
最近注目のトヨタのRav4phvや
プリウスphvなどのphv(もしくはphev)、
日産リーフなどのev車は、
大容量バッテリーを搭載しているので
車中泊でエンジンをかけずに
長時間エアコンの使用が可能です。
phv車やev車は今後ますます、
車中泊の人気車種になっていくと思います。
車中泊でエアコンのつけっぱなしのバッテリーについて
車中泊でエンジンをつけていれば
一晩中エアコンを
つけておくことができますが、
道の駅やSAなどの
公共の場でのアイドリングは、
マナー違反なので
絶対にやってはいけません。
夏の車中泊の暑さ対策は、
ポータブル電源や外部電源などから
ポータブルエアコンを利用するのが
おすすめです。