車中泊で気をつけることは
いろいろありますが、
中には知らないと
命に危険が及ぶこともあります。
車中泊をする時、
安全面で知っておきたいことや
快適に過ごすための方法を紹介します。
目次
車中泊で気をつけることは?危険な落とし穴
車中泊で気をつけることは、
車を停める場所や食事はどうするか、
よく眠るための車内環境づくりなど
たくさんあります。
特に命に危険が及ぶ可能性があるのは、
寝る時の車内環境と
防犯対策の二つです。
初めて車中泊する時に
まず知っておきたいのは、
狭い車内ではちょっとしたことで
一酸化炭素中毒になる可能性が
あるということです。
例えば、車のエンジンをかけたまま
寝るのはタブーです。
冷房や暖房を付けたままに
したいからといって
エンジンをかけっぱなしにすると、
排気ガスが車内に逆流して
一酸化炭素中毒になり、
最悪の場合死亡の可能性もあります。
アイドリングを長時間続けると、
エンジン音が響いて
駐車場の管理者や近隣住民の
迷惑にもなります。
火を使った調理器具や
石油ストーブなどを使う時も、
しっかりと換気しないと
一酸化炭素中毒の危険があります。
防犯対策として大事なことは、
まず車のドアのロックを
かけるのを忘れないことです。
車を停める場所は
ある程度人通りがある場所に
しましょう。
深夜にまったく
人が来ないような公園や山の中は、
犯罪に巻き込まれるリスクが高いです。
オートキャンプ場や道の駅、
サービスエリアなどが安心ですね。
窓は遮光カーテンなどを使って、
外から車内の様子が
見えないようにすることも必要です。
その他、車内で寝る時に
落とし穴になりやすいのは、
寝る体勢の作り方です。
運転席や助手席を倒して
そのまま寝ると、
広さが不十分だったり
足がむくんだりして疲れがとれず、
エコノミー症候群になる恐れもあります。
必ず、体が水平になるように
寝る場所を作りましょう。
運転席や助手席で寝る場合は
足元に段ボールやクーラーボックスなどを置き、
その上にタオルなどを載せて
足先まで平らになるようにします。
後部座席をフラットにする場合でも、
バスタオルなどで座席の傾きや
凹凸がなくなるように調整が必要です。
快適な睡眠には
寝返りをうつことも必要なので、
横幅も一人につき1mほどあることが
望ましいです。
冬の車中泊で気をつけること!夏の場合は?
冬の車中泊で気をつけることは、
火を使った調理や石油ストーブを
車内で使う場合は、
必ず換気をすることです。
車内は狭いので
火を燃焼させるとすぐに
酸素が不足し、
一酸化炭素中毒になってしまいます。
石油ストーブは寝る時には
必ず消しましょう。
そのためにも暖かい服や厚い寝袋、
毛布を複数枚用意するなどして、
防寒対策を徹底する必要があります。
先ほども紹介したように、
車のエンジンをつけっぱなしにするのも
危険です。
特に冬で雪が積もっている時は、
マフラーが雪で塞がれて
排気ガスの逆流が起きやすいので、
絶対にエンジンを消して
寝るようにしましょう。
夏は暑いのはもちろんですが、
夜は意外に冷え込んで
体温を奪われることもあります。
涼しい場所を求めて
標高の高いキャンプ場などを
選んだ場合は特に、
思ったよりも
冷え込む場合があります。
寝ている間にも
体温調節できるように、
掛け布団や寝袋を用意しましょう。
暑い場所で寝る場合は、
扇風機やサーキュレーターで
涼めるようにしましょう。
夏も車のエンジンの
かけっぱなしは厳禁です。
冷却シートや保冷剤などを
用意するとより
快適に寝られるでしょう。
窓を開けると蚊などの虫が
車内に入ってくるので、
車用網戸を用意するなど
対策が必要です。
また、雨や台風の多い季節は、
河川が急に
増水する恐れがあります。
河川敷などに駐車して
寝てしまうと
増水した時に
気づくのが遅れて危険なので、
川や海からは離れた場所に
駐車するようにしましょう。
車中泊で気をつけることについて
車中泊で気をつけることを
紹介しました。
まずは命に危険が
及ばないようにすること、
周囲の迷惑にならないように
気を付けましょう。