インビザラインの成功率は
どのくらいなのでしょうか。
今回は、成功例や
インビザラインをやってみて
どうだったかについて紹介します。
目次
インビザラインの成功率。やらなきゃよかった?
インビザラインの成功率は
だいたい40%だと言われています。
透明なマウスピースを使い、
目立たずに歯列矯正が出来る
インビザラインは、
最近とても人気ですが、
実はそんなに
成功率は高くないです。
数字で考えると、
半数の以上の人が
途中で断念している計算になります。
インビザラインで
失敗した例としては、
「22時間装着が難しい」
「矯正する前より口元が気になるようになった」
「歯根膜吸収を起こした」など、
理由はさまざまです。
インビザラインの治療は、
金属の歯列矯正
「メタルブラケット」よりも
手軽に出来るイメージがありますが、
実はルールが多く、
そのルールを守らないと
治療が長引きます。
またメタルブラケットと違い、
自分の意志で
マウスピースを外すこと、
外したまま
過ごすことが出来るので、
途中で嫌になったら
付けないでいることが
可能になってしまいます。
治療を最後まで続けるには、
強い意志も必要です。
インビザラインは画期的で、
バレずに
歯並びを綺麗にすることに
特化していますが、
その反面、
デメリットも多くあります。
失敗例のひとつに
「歯根膜吸収」があります。
歯根膜吸収とは、
歯の根っこが吸収され、
歯茎が薄くなったり
歯がぐらぐらと揺れることです。
歯根膜吸収を起こすと、
歯が長く痩せて見えたり、
歯周病になった時に歯が抜けたりします。
原因はジブリングという、
いろいろな方向から
歯に圧力がかかることで、
歯が揺らされるため、
結果として
歯根膜吸収を起こします。
インビザラインは
歯に圧力をかけて歯を長期間動かし、
歯並びを良くする治療なので、
インビザラインで治療をすれば
歯根膜吸収を起こす確率は
高くなると容易に推測出来ます。
実際に、
歯根膜吸収の歯を見てみると、
見るからに歯茎が吸収され、
下がっているのがわかります。
せっかく高い金額を出して
インビザラインをしても、
歯根膜吸収を起こせば
「やらなきゃよかった」と
後悔するのも無理はありません。
また、
インビザラインでの治療が
必ず成功するとは限りません。
ルールを守り、
治療を終えたとしても、
理想通りの
歯並びになっているかは
確実ではありませんし、
失敗例にあるように
「治療前より口元が気になる」と
思う方も多いと思います。
このように、
画期的なインビザラインでも
デメリットはありますので
注意してください。
インビザラインの成功例。やってよかった?成功した例を紹介
インビザラインの治療は
デメリットがありますが、
成功すれば
もちろん理想通りの歯並びを手にし、
満足のいく結果になります。
インビザラインの成功例としては、
「ほとんどバレずに矯正出来た」
「コンプレックスを克服できた」
などがあります。
インビザラインを
やってよかったと感じているかたは、
自分の歯並びに
満足しているかたがほとんどです。
また、成功したかたは
「クリニックの選び方が良かった」と
思っているかたも多いです。
インビザラインには、
治療を専門とする
認定ドクターがいるため、
認定ドクターのもとで
しっかり治療を受けることを
おすすめします。
インビザラインは
高い知識を必要とするため、
認定ドクター以外での
治療はおすすめ出来ません。
インビザラインを成功させるコツは、
何といっても
ルールを守ることだと考えます。
先に挙げた
22時間の装着や
治療を長引かせないように
外す機会を少なくすることなど、
インビザラインの常識ともいえる
ルールを必ず守ることが
成功へのカギとなるでしょう。
インビザラインでは
無理をしないことも大切です。
治療を遅らせたくないからと、
合わないアライナーを
無理して装着し続けたり、
気になることを
相談せず放置するなど、
我慢してしまうと
続けることが億劫になってきます。
何か困ったことがあれば、
無理せずクリニックへ相談しましょう。
インビザラインを続けるために
最初のリサーチを
十分にすることも大切です。
理由として、
「こんなことするなんて知らなかった」
「意外に治療が長かった」
「治療費が高額」など、
治療を開始してから
後悔する場合もありますので
注意しましょう。
インビザラインの成功率について
インビザラインの成功率は
高いとは言えませんが、
成功率を
自分の力で上げることは出来ます。
インビザラインという治療を
初期段階から細かくリサーチし、
無理なく治療を出来るか見極め、
治療を受ける際はルールを守った上で
歯並びが綺麗になる未来を
想像して頑張りましょう。